引き寄せノートの書き方

「願いを紙に書くと叶う」——そんな言葉を耳にしたことはありませんか?
引き寄せノートとは、自分の叶えたい願いや理想の未来を、できるだけリアルに・前向きに書くことで、現実を引き寄せるためのノートです。いわゆる「引き寄せの法則」を日常の中で実践できる形に落とし込んだもので、誰でも今日から始めることができます。
願いを書くことで心が整い、何よりも自分の本当の望みに気づけること。これは思っている以上に大きな力になります。
私自身、3年前から引き寄せノートを続けていますが、「こうなったらいいな」と思って書いたことが、ふとしたきっかけで現実になったことが何度もありました。もちろんすぐにすべてが叶うわけではありません。でも、書くことで願いと向き合い、自分がどう動けばいいかが自然と見えてくる。そんな体験が積み重なっています。
では、具体的にどうやって始めればいいのでしょうか?

引き寄せノートの始め方と必要なもの

ノートの選び方:気分が上がる・テンションが上がる1冊を選ぶためのアドバイス
引き寄せノートに決まりきったルールはありません。ただ、ノート選びはとても大切なステップです。
「このノートを開くとワクワクする」そんな気持ちになれるノートを選ぶこと。これが何よりのポイントです。
私が初めて使った引き寄せノートは、光沢のある表紙に、好きな色が使われたもの。開くたびに気分が上がって、書く時間がちょっとしたご褒美のように感じられました。
・手触りが心地よい
・表紙のデザインが好き
・持っていて気分が良くなる
そんな1冊に出会えると、続けること自体が楽しくなります。

書くタイミング:朝/夜/願望が湧いた瞬間

「いつ書けばいいですか?」という質問もよくあります。
これにも正解はありませんが、以下のようなタイミングがオススメです。
・朝のスタート時に、自分の意識を整えるために
・夜寝る前に、その日を振り返りながら願いを記すために
・強く願望が湧いた瞬間、その気持ちを逃さず記録するために
私は朝に「こうなったらいいな」と書いて、夜には「今日も一歩近づけたかな?」と振り返るスタイルが合っていました。
ライフスタイルに合わせて、無理のないタイミングを見つけることが大切です。

引き寄せノートに書くべき3つの要素

叶えたい願いを具体的に、完了形で書くのがポイント
引き寄せノートの基本は、「こうなったらいいな」ではなく、「こうなりました!」と完了形で書くこと。
例えば、
×「年収が上がりますように」
○「年収が500万円になりました!」
といった形で書くことで、「すでに叶った自分」をイメージしやすくなります。
私が以前、「理想の部屋に住みたい」と書いたときは、具体的な間取りや家具、日当たりまで細かく設定し、「そんな部屋に引っ越しました」と書いていました。
数ヶ月後、偶然立ち寄った物件情報でまさに理想通りの部屋に出会い、驚いたことがあります。

その願いが叶った状況をリアルに想像して書く
叶った場面をイメージしながら、五感を使って書いてみましょう。
・その時、どんな服を着ているか
・誰と、どんな場所にいるのか
・周囲の音や香りはどんな感じか
これらを細かく書くことで、ノートが“仮想体験の場”になります。
私のある友人は、「好きな仕事で独立した自分」を描いて、仕事内容やクライアントとのやりとり、1日のスケジュールまで書いていました。
実際にその後、本当にその道に進んでいて、「あのときのノートが土台になってた」と話してくれました。

引き寄せに近づく「今日できる一歩」を書く
願いを描いたら、現実的な「行動」もセットで記しましょう。
・情報を調べる
・1通のメールを送る
・本を1章だけ読む
大きな目標に向かって、今日できる小さなステップを書くこと。
その一歩が積み重なることで、引き寄せは加速します。
私は「資格を取りたい」と思ったとき、毎日「1ページだけテキストを読む」と書きました。
結果的に試験前には習慣になっていて、自然に合格できたという経験があります。

叶いやすくするための“書き方のコツ”

「執着しない」「不足ではなく満たされた視点」で書く
「絶対こうなってほしい!」という強すぎる執着は、時に逆効果になることがあります。
願いは、叶えるために書くけれど、「これが叶わなきゃダメ」という気持ちが強いと、不足感が強調されてしまいます。
理想は、「今も幸せだけど、もっとこうなるとうれしいな」という満たされた視点で書くこと。
ノートに「もっと自由な時間が増えて、ありがたいなあ」と書くだけでも、心が軽くなりますよ。

ネガティブな感情が出てきたら“書き換え”をする
書いているうちに「どうせ叶わないかも…」という気持ちが出てきたら、それも一度書いてみましょう。
その上で、「でも、少しずつ変えていける気がする」「今日はここまでできた」と前向きな言葉で“書き換え”をするのです。
気持ちを無理に押さえつけるのではなく、認めて、整える。これも引き寄せノートの大切な使い方です。

他人の願いも一緒に書いて「与える意識」を持つ
自分の願いだけでなく、身近な人や社会に対する願いも書くことで、意識が“与えるモード”になります。
例えば、
・友人が大切にされて幸せに過ごしている
・職場の雰囲気が明るくなっている
・地元のお店がたくさんのお客さんでにぎわっている
このような内容も引き寄せノートに書くと、自然と心が温かくなり、不思議と自分の願いも動き出す感覚があるのです。

楽しく続けて願いを実現する方法

書けない日は無理しない、自分を責めない
引き寄せノートを続けることは大切ですが、「毎日書かなきゃ」と義務に感じてしまうと続きません。
気分が乗らない日や、忙しくて手を動かせない日もありますよね。
そんなときは、ノートに「今日は書けなかったけど、心の中で願いは持ち続けている」と一言だけでもOK。
私も週に1~2回しか書けない時期がありましたが、その間も心の中では「また書こう」と思っていたので、流れは途切れなかったように思います。

引き寄せが起きたら「叶った記録」を残して自己肯定感UP
願いが叶ったときには、「引き寄せた記録」を書いておくと、自己肯定感が高まります。
「こんな形で叶ったんだ!」という記録は、後から見返して元気をもらえる宝物になります。
小さなことでもOK。「欲しかった本がプレゼントでもらえた」「偶然にも理想の人と再会できた」など、日々の中にある“引き寄せ”は意外と多いものです。

ふと見返したとき“叶ってた!”という体験が増えていく
数ヶ月、数年たってノートを見返したときに、「これ、もう叶ってる…!」と気づくことがあります。
願いは、書いた瞬間から動き出している。でもそれは、忘れた頃に静かに形になっていたりするのです。
そうした瞬間を味わうためにも、日付を入れて書くことをおすすめします。後から読み返したとき、成長の記録にもなりますよ。

まとめ

引き寄せノートは、ただ願いを書くためのノートではありません。
自分の内側にある「本当に欲しいもの」に気づき、それを現実にしていくための、いわば“対話の場”です。
特別な道具や技術は必要ありません。好きなノートに、好きなペンで、自分の気持ちを書き出すだけ。そこから、驚くような変化が生まれることもあるのです。
気分が乗る1冊と出会い、自分の願いとじっくり向き合う時間を楽しんでくださいね。
そして何より、自分自身を信じる気持ちを大切に。
今日の1ページが、理想の未来を引き寄せる第一歩になりますように。

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