サッカーノート書き方~「記録」で気づきと成長を手に入れる~

こんにちは。大栗紙工のノートブランド「OGUNO」の中の人です。
今日は「サッカーノートの書き方」についてコラムを書きたいと思います。
先月も書きましたが、僕は野球やサッカーが好きです!特にサッカーはイタリアのインテルというチームが好きで、シーズンのほぼ全試合を見る生活を約15年続けているくらいサッカー観戦が習慣化しています(日本代表の試合も全部じゃないけどちゃんと見てます!汗)
そしてサッカー好きが転じ、昨年からはフットサルも始めて月1,2回ペースで続けています!もちろんフットサルの次の日は駅や会社の階段がすごくしんどいです……笑
30代も中盤に差し掛かっている僕が少しでもサッカー(フットサル)をうまくなりたいという想いも込めて「サッカーノートの書き方」を考えました!
サッカーをしている方は一緒にうまくなりましょう!!していない方は中年男性の奮闘を含み笑いを浮かべながら読んでみてください!
それではぜひご覧ください!!

なぜ「サッカーノート」が上達に効くのか?

「なかなか上達しない」「同じミスを繰り返してしまう」と感じているなら、それは“感覚”や“記憶”に頼りすぎているからかもしれません。
サッカーの成長には、「記録」も(おそらく)すっごく大切です!自分のプレーを振り返り、言葉にして残すことで、曖昧だった課題が明確になり自分の成長もはっきりと見えるようになります。
試合や練習の後、頭の中で反省して終わるのではなくノートに書くことで“考えるサッカー”を始めましょう!!

サッカーノートに必要なものと準備のコツ

ノート選びのポイント
書きやすさと見やすさを重視して、自分に合ったノートを選びましょう。

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・無地:自由度が高く、イラストや図を描きたい人向け。
・方眼:文字のバランスが取りやすく、戦術の図を描くのにも便利。
・見開き(2ページ使う):左に練習記録、右に振り返りなど、整理しやすい構成にできる。
今回は「mahora」ノートのあみかけが使いやすく感じたので使用しました。

続けやすくするルールづくり
・書く項目をあらかじめ決めておく
・書く時間を固定(例:練習後すぐ・寝る前など)
“継続”が何より大事です。シンプルでもいいので、まずは続けられる形を作りましょう。

サッカーノートに書くべき5つの項目

①【目標設定】
・短期(1週間~1ヶ月)
・中期(数ヶ月)
・長期(1年、進路に向けて)
数値や行動で測れる目標を立てることで、日々の練習の目的が明確になります

②【練習内容の記録】
その日のメニュー、気づき、うまくいったこと、難しかったことを記録。練習の積み重ねが見えてきます。

③【試合の振り返り】
自分の動きや判断、ボールタッチ、試合の流れがどうだったかなどを具体的に振り返ります。

④【戦術理解】
チームのフォーメーション、チームのスタイル(ポゼッション型やカウンター型など)、各ポジションの役割、自分の役割を整理することで「頭の中で試合を組み立てる力」がつきます。

⑤【メンタルと体調】
「今日は集中できた」「体が重かった」など、コンディションと気持ちの変化を記録。パフォーマンスとの関係性が見えてきます。睡眠時間が足りていたかなども書くとより相関関係がわかっていいかもしれませんね。

書くことで伸ばす“考えるサッカー”の力

ノートに書くことは、プレーを言葉で再現するトレーニングでもあります。
・試合前→今日の目標やテーマを書いて意識づけ
・試合後→**自己評価(10点満点など)**で客観視
・「なぜその判断をしたか」を書く(考える力が向上する)
・チームの動きや相手の特徴を書き留めることで、次の対策に活かせる
書いたノートを見返すことで、冷静に振り返ることができるので、良いプレーを再現しやすくなりミスの原因も反省できます。

立場・年代別のノート活用術

・【小学生~中学生】:「できたこと」を重視。自信を育てることが最優先。
・【高校生】:戦術の理解やプレーの選択肢について深掘り。課題と向き合う書き方へ。
・【大学生・社会人】:思考能力を活かして、戦術理解を深め、また実際のプレーにおいても体で感じた感覚を言語化して現実化させる。課題に対してどのような練習をすればいいかを考える。
・【指導者/コーチ】:選手に問いかけを投げる“対話型ノート”を導入。言語化を促し、選手の思考力を育てる。

上記は例ですが、このような内容を参考にしてノートづくりをしてもらえたらなと思います!
小学生と社会人を例にしてみましょう。

【小学生】
今日はドリブルがうまくいった。いつもは1人抜いてもその先で盗られちゃうけど、今日は1人抜いた後も2人目も抜くことができた!
うまくいったから積極的にドリブルを仕掛けることもできた。
最後までバテないで走り切ることもできた。
次の試合もガンバる!!

【社会人】
自分の特徴としてドリブル突破やテクニックで魅せるタイプではないので、パス回しを潤滑にすることやディフェンスで相手に自由にパスを回させないような適切なポジショニングを磨く。
オフェンスの時は、パスをもらえてパスを出しやすいように動く。具体的には相手と相手の間のフリーでもらえるポジションを取る。他には相手のディフェンダーを引き付けて味方のスペースを作るような囮の動きもする。
ディフェンスの時は、相手に中央での縦パスを通されると一気にピンチになってしまうので、縦のパスコースを切りながらプレスをかける。サイドに追い込んで前に進ませないようにディフェンスをする。

サッカーノートの習慣化法

・書く時間帯を決めて“ルーティン”に
・「できたこと」「嬉しかったこと」を必ず1つは書いて、自己肯定感アップ!
・モチベーションが下がったら、無理に書かなくてOK
 →昔のページを見返すだけで「自分、がんばってるな」と思える

例えば毎日書くと考えるとしんどくなってくるなら曜日を決めて書くのもアリだと思いますし、毎日書くことで習慣にできるともっと素晴らしいです!
できたことや嬉しかったことに関しては、自分のこととなるとけっこう難しいですよね…笑
実は僕も人を褒めることは好きで、相手によっては「褒めすぎるから嘘っぽい(`Δ´)!」と言われることもあるんですが、自分を褒めたり自分の嬉しかったことを振り返ることは難しいなってすごく感じます…
ですが、ここをサボらずにやることでポジティブに考えられるようになって自校肯定感が上がったり、続けるサッカーやフットサルはもちろん、ノートを書くモチベーションにも繋がるのでいいことを考える習慣も身に着けられたらなと思います!
また、一緒にフットサルをしているフットサル仲間の方に聞いたのですが、サッカー部現役の時に厳しいことをよく言っていたらなかなかみんなとの信頼関係が築けなかった、そのことに気づいてポジティブな声掛けをするようになったらチーム内の空気がポジティブになったそうです。
そうった側面もあるので、ぜひ「できたこと」「嬉しかったこと」は書くようにしましょう!

まとめ

どうでしたか?僕も完全に素人ではありますが、「サッカーノート」は、“自分で考え、自分で気づく”力を育てる、トレーニングツールだと思っています。体力トレーニングや技術トレーニングももちろん大事ですが、そのトレーニングの効果や試合で得たものを最大限今後に生かすためには「サッカーノート」は最強の相棒になります!
日々の練習・試合を言葉に残すことで、次の一歩がもっと明確になります。
今日から一緒に始めませんか?あなたの成長の軌跡、そして未来がきっとそこに描かれます。

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