頭の中をすっきり整理! モーニングページの効果と始め方

朝、目が覚めて、すぐにスマートフォンを手に取っていませんか?
メールを確認したり、SNSを眺めたり。今日の予定を考えたり、仕事のことを思い出したり。一日が始まる前から、頭の中にはたくさんの情報が入ってきます。

そんな朝に、少しだけ時間をとって、モーニングページを書いてみませんか?
モーニングページは、朝の時間に頭の中に浮かんだことを、そのままノートに書き出していくワークです。

今日は眠い。
昨日のあのことがまだ気になる。
こんなことをやってみたい。

そんな何気ないこともそのまま書いてみてください。
頭の中にあるものを、いったんノートに出すことで、考えを整理したり、自分の気持ちに気づいたりするきっかけになるかもしれません。ここでは、モーニングページの基本的な考え方から、始め方、ノートの選び方をご紹介します。

モーニングページとは

発祥と定義
モーニングページは、ジュリア・キャメロン著書『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で提唱された、創造性を引き出すためのメソッドのひとつです。朝、目覚めて、ノートを開き、頭に浮かんだことを書いていきます。文章を上手くまとめることよりも、思いついたことを自由に書き出すのがポイントです。考えたことをそのまま書いてみましょう。

ありのままを書き出す
頭の中にある考えや気持ちを外に出すことは、「ブレイン・ドレイン(Brain Drain)」とも呼ばれています。これは日本語で「脳の排水」といった意味合いになります。日々の生活の中では、やらなければならないことや、ちょっとした悩み、ふと浮かんだアイデアなど、知らず知らずのうちにさまざまなことを考えています。そんな頭の中にある考えを、一度ノートに書き出してみることで、自分の考えの整理や、悩みの軽減が期待できます。書く内容に決まりはありません。きれいな文章にまとめようとしたり、特別なことを書こうとしたりする必要もありません。
そのとき頭に浮かんだことを、自分の言葉で、思いつくままに書いてみる。そんな気軽な気持ちでノートに向き合うことが、モーニングページを始める第一歩になります。

モーニングページの3つのメリット

不安やストレスの解消
頭の中にモヤモヤした気持ちがあると、それだけで疲れてしまいませんか?
モーニングページでは、モヤモヤした気持ちもそのまま書き出します。不安なことや、嫌に感じていることをなんでも気軽に書いてみてください。人に見せるための文章ではないからこそ、普段は口にしないようなことも書きやすくなります。ネガティブな感情を書き出して、心のデトックスをしてみましょう。

自己理解を深める

モーニングページは自分の考えを改めて知るきっかけにもなります。仕事や勉強、家事などをしていると、つい自分の気持ちが後回しになりませんか?モーニングページには思いついたことを自由に書いてみてください。すると、普段はあまり意識していなかった気持ちが、ふと出てくることがあります。本当はこれをやってみたかった。最近、ずっとこのことが気になっていた。思っていたより、このことを大切にしている。そんな発見があるかもしれません。モーニングページで自己対話をしてみましょう。

1日の集中力アップ
仕事や勉強を始めたいのに、別のことばかり考えてしまう。そんな経験はありませんか?頭の中にいろいろなことが浮かんでいると、目の前のことに集中しにくくなるのではないでしょうか。そこで、朝のうちに思いついたことを書き出してみます。頭の中にあったことを、いったんノートに置いておくことで、今はこれをしよう、と気持ちを切り替えがしやすくなりますね。朝に頭の中を整理する時間をつくることは、一日を落ち着いて始める方法のひとつになりそうです。

【初心者向け】モーニングページの始め方

朝起きてすぐに書く
モーニングページは、朝に書くのが基本です。
できれば、起きてからあまり時間を置かずに始めてみましょう。朝起きたばかりの頭には、まだ整理されていない考えが浮かんでいることがあります。思考が論理的になる前の無意識に近い状態の時間帯を狙って書いてみましょう。その状態で書き始めることで、普段なら気づかないようなことも書きやすくなるかもしれません。

ノートを3ページ埋める
モーニングページでは、ノート3ページ分を書く方法が基本として紹介されています。
毎日3ページを書くのが負担に感じる場合は、まず書く習慣をつくるところから始めてもよいでしょう。自分に合ったペースを見つけることも、長く続けるためのポイントです。
途中で手が止まったら、「何も思いつかない」と書いてみるのもひとつです。そこから、また何か思いつくかもしれません。大切なのは、きれいな文章を完成させることではありません。思いついたことを、そのまま書き続けることです。

誰にも見せない(自分も含めて)
モーニングページは、誰かに読んでもらうことを前提にしていません。評価を気にせず本音を書きだしてみてください。書いたら誰にも見せず、最初の数週間は自分でも読み返さないようにしましょう。人に見せるならどう書こう、こんなことを書いたら変に思われるかな、と考えず、自由に書くことが大切です。愚痴や、迷っていること、くだらないことまで書いてみましょう。こんなことを書く意味があるのかな、と思うようなことも、そのまま書いてみましょう。モーニングページは、誰かのためではなく、自分のためのノートです。

執筆を快適にするノート選び

A6・B6サイズを選ぶ
モーニングページでは、ある程度の量を書くことになります。そのため、ノートのサイズによっては、毎日続けるのが大変と感じるのではないでしょうか。A6やB6サイズなら、比較的コンパクトです。机の上にも置きやすく、持ち運びもしやすいサイズです。旅行先でも書きたいという人にも向いています。

ペンがなめらかに走る紙を選ぶ
モーニングページでは、考えながら手を動かしていきます。そのため、紙の書き心地も意識するのがおすすめです。ペンを動かすたびに引っかかる紙よりも、なめらかに書ける紙のほうが、気持ちよく書き続けやすいのではないでしょうか。もちろん、好みは人それぞれです。さらさらした書き心地が好きな人もいれば、紙らしい感触が好きな人もいます。ボールペン、万年筆、サインペンなど、使うペンによっても感じ方は変わります。お気に入りのペンを使ってみるのもおすすめです。

まとめ

モーニングページは、決して難しい習慣ではありません。
朝、ノートを開いて、頭に浮かんだことを自由に書き出してみる。基本は、たったそれだけです。きれいな文章にまとめる必要も、前向きなことを書く必要もありません。
「まだ眠いな」「今日は忙しくなりそう」「昨日は楽しかったな」
そんな何気ない一言から始めても大丈夫です。
思いつくままにペンを走らせていると、普段は気づかなかった自分の気持ちが見えてきたり、頭の中が少しずつ整理されたりすることもあります。
あれこれ考えながら一日を始める前に、まずは頭の中にあることをノートに書き出してみる。それだけで、いつもより少しすっきりとした気持ちで朝を迎えられるかもしれません。
忙しい毎日の中では、自分自身と向き合う時間は、つい後回しになってしまいがちです。
だからこそ、朝のほんの数分を、自分のために使ってみませんか?スマートフォンを手に取る前に、ノートを開いてペンを持つ。何を書こうか迷ったら、まずは今の気持ちを一言だけ書いてみる。毎日たくさん書こうと頑張らなくても、無理なく自分のペースで続けていくことが大切です。誰かに見せるためでも、上手に書くためでもなく、ただ自分のために書く。そんな小さな習慣を、毎日の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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